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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

頼ってはダメ

会社に所属して、給与を黙っていても貰える若者が、会社の文句をいい、仕事をさぼり、嬉々としている様子をみると、心底心配になる。

会社なんていうのは、基本的には近代の虚構であって、絶対のものでもないし、そこにおのれの人生を託すなど間違ってもしてはいけないのに、就職して給与が貰える事に安心して、おのれの能力の多寡を振り返り、増強することもなく、ただただ、与えられたことをこなし、それが辛いと、文句を言う。

自分が飼われた存在という事に思いが至らず、自分の能力をフラットに評価してみることもせず、不満だけをあげつらう存在に成り下がるのは、マジにヤバい。

それは、家庭にも同じことがいえて、子供が親の能力に乗っかって、生きていけるなどと勘違いしてる姿をみるにつけ、絶望する。

10代は、とにかくおのれの無能さに打ちのめされ、親を超え、世の中で秀でるべく確乎する時期だとおもうけれど、そうではなく、どのぐらい親のスネを齧れるか、そればかりを考えざるを得ない状況にあるようにもおもう。

 

既存のなにかを、頼みにして生きることほど、危険極まりないことはないのに、世の多くの若者は、既存の枠にハマろうと躍起になっているようにもおもえ、危険だと思う。