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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

描く

ものすごくベーシックに考えると、アニメと実写、どちらが大変かと考えれば、それは一から描かねばならないアニメのほうが大変に決まっている。実写も、まあ、合成やCGなど、大変なことはあるかもしれないけれど、アニメは、人の表情をいちから描いてるわけで、それって、マジにすごい。
美人にカメラをむけて、RECボタンを押せば、とりあえずはうつるカメラと違い、一から十まで、を描くアニメは、本当に神の技、創造主といっても、過言ではない。
真っ白な紙に、美女が現れたりするわけで、その神の技をもっと評価し、投資すべきだと、思うのだけれど、アニメーターといわれる人は、生活が出来ないときく。そんなことは、ありえない。
漫画家も、アニメーターも、僕が心底、尊敬するのは、真っ白なところに、世界を描けるからだし、RECボタンを押せば、世界の写しが出来る世界とは違う、手指をうごかし、身体性をゼロから産むとか、神かよっ、といった具合に、尊敬してやまない。
紙の上に、世界を描ける、そのことをもってして、尊敬と敬意を、持たざるをえない。
描けるということは、僕にとって、創造主かよって、ぐらいにすごいことだと思う。