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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

結婚なんて

北条かやさんの本当は結婚したくないのだ症候群を読んだ。
結婚ね、どうなんだろう。
自分は、気づいたら結婚していたみたいなところがあるので、30歳前後の未婚男女に関しては、周りにいる人の話をきくぐらいのところしか、分からないが、なんとなく、女性のほうが自立していて、オトコを引っ張って結婚するパターンが多いような気がする。

もしくは、本にもあるように、女性いわく、いい人がいたらすぐにでも結婚する、というもの。これは、未婚であり続ける可能性はある。

いい人=王子様、といったニュアンスもあるような部分もあって、何を持って、結婚したい人となるのか、実のところ、当の本人にも明確には自覚されていない感じもあって。
僕としては、とりあえず、結婚したい、と思ってるなら、カジュアルに結婚してみるのもいいような気もする。
世間的に、結婚のハードルや出産のハードル、もしくは価値というか、それが上がりすぎてるように思う。まあ、リスクが昔より高くなっているからという面もあるだろうが。
結婚=幸せ、出産=幸せ、みたいな夢を描きすぎて、窮屈になっているのではないか。
もっと、気軽に簡単な事と考えるほうが、ラク。幸せになるか、どうかなんて考えない。

未婚の人が、どういう基準で結婚のハードルを設定しているか詳しくは分からないが、僕のことでいえば、とにかく、この人よりおもしろい人とは会ったことないな、そしてこの先も、これ以上の人はいないなと、勝手に確信したからなのであって。それは、ほんと若気の至り、単なる思い込みなんだけど。まあ、そういった直感みたいなのは、わりと、正しくて、その頃の確信は、ひっくり返らない。

一緒にいれば、いるほど関係性というのは熟成してくるものだし、とにかく、結婚してしまえば、熟成していく、それが腐る場合もあるかもしれないけど、そうしたら、早々に破棄したらいいだけで、悩むべきこともない。
人との関係を、熟成させる方向に常に生きるほうが、たのしい。
どうせ、生きるのは面倒臭いので、それなら、たのしい方向に、無闇に進むほうがいい。どうせ、死ぬんだし。

そうなのだ、どうせ死ぬんだから、その時々、いいな、と思う人と一緒にいればいいんだ。
考えたり比べたり悩んだりするのなんて、本質的には無駄でしかない。
もしくは、それは別に、他者が必要ないだけなんだろう、もしくは、他者ではなくて、自分の思い通りの鏡みたいな存在を利己的に欲してるだけにすぎないのでは。
理想なんて捨てて、そこにいるちょっといい人と一緒になってしまえばいいような気がする。
運命とか、結婚条件とか、こうあって欲しいとか、そんなことは本当、どうでもいい気がする。僕は、そんなことなにひとつ考えなかった。それで、うまくいってるのかは、死ぬ時までは分からない。
ただ、僕自身には、なんらの後悔は1ミリもない。
他者に期待すること自体がむりがある。 
結婚で相手に求めることなんて、なにもない。