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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

ブラック派遣

最低賃金以下。恫喝、過酷な労働環境。中高年ブラック派遣という恐怖の書を読んだわけですが、恐ろしすぎて、なんとも言えない気分になるわけですが、まあ、本当は派遣会社のやっていることは違法行為、訴えればいい、恐るるに足らんはずなのですが、そこは日本人気質なのか、我慢する人が多いらしい。
でも、それは気質ではなく、暮らすにはそこでしか働く場所がなく、我慢しないと必要最低限の生活も出来ないからなんだと思う。
で、がんばってしまう。
その頑張りが気質といえば、そうなのかもしれない。
本当は集団で仕事をボイコットして訴えるとか、みんなで生活保護を受けにいく、とか、自分たちの優位なほうに団結したらいいのに。なかなか、そうはならない。まあ、それこそが気質かもしれないし、派遣会社が付け狙う心性なのかもしれない。
だからこそ、これだけ違法派遣行為がまかり通っているのだろう。実はとっても人権意識の低い国なのだ。しかし、この状況のまま、悪化し続け、子供の世代までも、悪辣な摂取搾取の構造に足を絡め取られるのもかわいそうだ。つらい。
働いても、働いても、絶対にラクにならない構造のなかで、生きることは、端的に死よりもツラいと思う。
仕事になんら、創意工夫を許されず、ただ、機械を使うより、安いから、という理由だけで、使い捨てられ続けるなんて、意味ない。
本当は、すぐさま、一致団結して派遣会社に討ち入りするぐらいな事が起きても不思議ではない。