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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

Aの本

元少年Aの本を、あたかも、被害の当事者のように、批難する人が多くて怖い。
出版社も、A本人も、社会的に許されるべき存在でも行為でもないと、なんで正義の側から、言いきれるのか、その独善的な言動のほうがはるかに恐ろしい。
なにより、独善に気づかぬメンタリティが、ヤバい。
性倒錯者のシリアルキラーだから、本なんて、絶対、出版すべきではない、と言いきれる根拠は何もないと思うんだけど。イヤなら、買わなければ、いいだけで、自分を正義の側において、語る必要はないと思う。

むしろ、出版社は、アイドルの熱愛写真を盗撮して、載せて販売することのほうが、はるかに、僕は犯罪行為だと思う。
下着姿の盗撮を掲載するなどの行為のほうが、はるかに、出版社として、人道として、間違ってると思う。
出版社に、彼や彼女たちの、プライベートをとやかく言う権利はないのに、あたかも、正義や倫理の側に立ったかのような体で、世間に流布するのは、彼や彼女の人生を破壊するだけで、なんら意味のない行為でしかなく、人の道として間違っている。

Aの本があり得ないなら、盗撮を載せることもありえないと思う。
でも、もしかしたら、Aの本を批判する人が、盗撮によって恋愛が表沙汰になったアイドルを詰っている可能性もあり、僕からすると、それはまったくもって意味が分からない。