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田無日記

映像編集者 1977年生まれ

現在の卒業式が、25年前の自分の頃の卒業式と、ほとんど寸分違わなかったということに、伝統うんぬん以前に、寒気がする。 変わろうよ。 これだけ、世の中が変わってきても、式の形式を変えずにおくことにどれだけの意味があるんだろう。 そして、なにより、…

つくづく人頼み。

中学生の頃より自意識過剰で、屈託にとりつかれ、のびのびと生きられなかった自分は、母の助言、誘導によってなんとか、映像の専門学校に、入り、わりと真面目に通ったものの、屈託なく、講師や先輩に仕事を斡旋してもらうこともなく、新聞の求人欄で応募し…

集団を移っても同じことな気がする

辛い時に、なにを拠り所にするかは、人それぞれだから、なんとも言えないけど。 個人的には、辛いからといって、神に頼るのは、それこそ神を無自覚に商売にしている人達の思うがままであるような気がする。 神や宗教は、優しい、いつも話をきいてくれ、赦し…

頑張れっていわれても。

40近い自分は、15歳ぐらい歳下の人とも、呑むような機会もある昨今では、やはり彼らの先行世代、50代より上の人達への冷ややかな思いというのを感じざるを得ず。 心底、明るい未来や、頑張れば給与があがる、という事を信じる事が出来ない状況があるのに、年…

頼ってはダメ

会社に所属して、給与を黙っていても貰える若者が、会社の文句をいい、仕事をさぼり、嬉々としている様子をみると、心底心配になる。 会社なんていうのは、基本的には近代の虚構であって、絶対のものでもないし、そこにおのれの人生を託すなど間違ってもして…

以降、の小説

震災以降、なんとなくではあるけれど、小説をあまり読まなくなっていた。 それは、やはり現実が想像をこえるものだと痛感したから、ということもあるからだろう。実際のところ、あのような、津波がくるなどと夢にも思ってなかった、おのれの底の浅い現実認識…

形勢逆転はほとんどなくても。

年が明けても、おもえば、さほどめでたくもなく、この先も永遠に働かないとならない事が憂鬱なだけで、回避もできず。 どうしたらいいか、と考えるに。 死ねよ、って話でもあって、わりと、死ぬのは手っ取り早い。どのみち、行く先は、死、であるわけで。 そ…

一年の速さについて

あっという間に一年が過ぎると、毎年思うのは、おっさんだから、物事に新鮮味がなく、惰性だからなんだろうけれど。 かといって、新鮮な経験や、したことない事をする事自体は、ストレスにしかならなかったりもして、一体、どうしたらいいのか。 したことが…

ムリをかさねても。

最近は、つくづく組織で仕事するのが、面倒だな、と思うようになって、毎度のことながら、よくない傾向だけれど。 そもそも、資本主義、株式会社、義務教育、など、戦後70年ずいぶんと隆盛を極めてきたけれど、その限界もみえてきて、とにかく、その限界と変…

開くか閉じるか

大番狂わせで、トランプさんが大統領になって、だいぶ、色々なことの歯車がズレてしまったような感じはするけれど、しかし、状況を考えるに、グローバル化により、自国で損をせざるを得なくなった層が思いのほか多かったという事の顕在化であり、わりと予見…

いつまでも通じるわけがない

いまでも、世間の平均的な親は、子供にいい大学、いい会社を、って思ってるのだろうか。 そうだとしたら、自分達がまだまだ、いい会社でいい思いをしてるからなんだろうけど、僕などは、別にいい会社でもないし、到底、子供もいい大学、いい会社に入るような…

受験か

んー、受験。 しかし、このまったく昔と変わらぬ感じはなんだろう。まあ、テストの点数と内申点。 それをとれぬものは、落ちこぼれ。相変わらず、分かりやすい。 とにかく、どっかの高校に入れ、っていう感じ。 大人になって思うに、大体の人間は勉強なんて…

単なる説明なのではないだろうか

映像を何かの解説として使うことは、世の中にあってしかるべきではあろうけれど、解説のためにすべての映像がある、とされれば、それは窮屈至極ではないか。 映像を、なにかの興味へのとば口、入り口として使うほうが、はるかに人に有益で豊かな気が、自分は…

バカはバカなのであった。

結局のところ、底辺は底辺である。 感情のコントロールや、頭脳の下地からして、遺伝的にバカの子は、バカなんだな、と実感することしかなくて、バカとバカが結婚しても、バカしか生まれないことを考えれば、有能な人が、何人もの子供を持つほうが、意味があ…

オトナのいうことは、ひとまず、きかない。

親が、勉強しなさい、って言うのも、会社の上司が、あれしろこれしろ、って言うのも、結局、若者のヤル気を殺すのではなかろうか。 もしくは、勉強しなさい、と言わなくてはならない状況は、勉強むいてないってことだし、同様に、あれしろこれしろ、と言わな…

とにかく撮る、とりあえず、撮れない状況

映像業の人がちゃんとイメージや映像から発想して、作品を作っているかというと、全然そんなことはなくて。文字での構成ありき、結論を書いて、それから映像を撮るなり、アーカイブから持ってくるなり、することの方が多い。 つまり、あらかじめ、撮るものは…

未来にむけて、働く

会社を守るか、更新するか、を考えなくてはならない状況があるとして、その時、やはり更新すること、未来像を描くことこそ大事だと思うけれど。 いまや、未来に対する展望を見失ってる老人世代は、更新ではなく、守ること、高度経済成長期のマボロシを追うば…

感情失禁

鈴木大介さんの著書「脳が壊れた」という本がおそろしい。 脳が壊れた (新潮新書) 作者: 鈴木大介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/06/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 僕も、そろそろ39歳になるので、脳が壊れる恐れが充分にあ…

根幹的な映像

仕事とはなにか、根幹的な問いだけど、僕の生業である映像であれば、それは、見たいものをみせるという原初的な映像の役割からはじまって、より抽象度の高い、世界の断面にせまるような事象をおうことできるわけで、なにも惰性で撮ることを続けるべきではな…

自民以外

そもそも、自民党や世の中の王道に対して、同意したことは一度たりとてないわけで。 自民党政治がずっと続いている意味がまったく分からないし、経済的な成功や成長を追うのは、もはや、最高に愚行と思ってますが、自民党政治が続いてるのは、そういう人が少…

向き不向き

圧倒的に、人間には向き不向きというものが、存在すると、40歳近くなるとおもう。 自分は、小さい頃より、自分に無理なことは、たとえ父親母親に詰られようとも、避けていきてきたため、そんなに不向きなことで、ムリな努力を続け、人生の貴重な時間を棒に振…

銃はやめれ

銃があれば、それは一度は撃ちたくなるだろうし、ふとした瞬間に、自死や他殺に銃を使う事もあるだろう。それは、銃があれば、の話。だから、禁止されてるのが、人が集まって暮らす状況下において、絶対に正しいと思う。 それは、馬鹿でも、分かる理屈だと思…

意識は世界。

世界が、わたし、という意識の産物であるとしたら、世界があるのは、わたし、があるからで、わたしの意識がのぞめば、世界は思いのままになるはずなのだが、それが思いどおりにならないのは、他者の意識もまた、共有されているからで、そういう意味では、い…

描く

ものすごくベーシックに考えると、アニメと実写、どちらが大変かと考えれば、それは一から描かねばならないアニメのほうが大変に決まっている。実写も、まあ、合成やCGなど、大変なことはあるかもしれないけれど、アニメは、人の表情をいちから描いてるわけ…

自由について

わたしの自由について、という映画は、SEALDsの活動を追ったもので、ほとんど、SEALDsについて知らなかった自分としては、とても面白かった。世の中的には、彼らを否定的にみて叩く、という流れもあるみたいだけど、まあ、叩く人に限って、イメージや思い込…

前提のない関係

ひと月以上にわたり休みもなく、そして、今後も休みが少ないなかで、知らないうちに抑鬱に肩まで侵されてるような気がする。常に、なんらかの前提をもった人間関係のなかで、生活してるとツラくて、耐えられないのかもしれない。家族も仕事も、常に、みえな…

世界のどこにでもいける

堀江貴文さんの、君はどこにでも行ける、を読んでると、ちゃんと世界の状況がわかる。日本は経済や成長という意味では斜陽であり、衰えているという現実とむきあうべきことがわかる。好調である中国やアジアと、いい形で組んで、それを乗り切っていくべきな…

身に付かなかった習慣

習慣というと、悪い習慣も良い習慣もあるものだけど、勉強をする習慣だけは、断じて、大切なことだと思わずにはいられない。 それはただ、机にむかって言われたことをこなすということ以上に、自分がまだ十全には理解し得ていない部分を、自分で気づくことが…

自分だけ

忙しいと、つい心を失うというか、非常に殺伐とした気持ちになっていることが多い。いくら疲れていても、それを慮ってくれない家族、会社、ひいては世の中。 この疲れや、ぐったりした気持ちを、心底、共有し、シンクロすることは、心のなかが、ひとつには結…

すべてが、なにかのせい

いま、この時代こそが、もっとも、「お互い様」が通じない、「自己責任地獄」の世界なのではないか。 「自己責任」と「誰かのせい」に、すべての仕事関係、人間関係が、収斂されていく。 すべての人間が、責任をおいたくなくて、誰かのせいにできないか、ず…

成長なき

個人差はあるかもしれないけれど、人間は、みな一様に衰えていく。 なもんで、昔というか、高度経済成長期には年功序列、国民年金制度、社会保障などを考えて、衰えても、生活に困らないような仕組みを作ったのだろう、先見の明である。 そして、今の70代…

牡蠣工場

想田和弘監督の新作「牡蠣工場」http://www.kaki-kouba.com/ が、公開されている。 昨今、テレビでも映画でも、ドキュメンタリーといえども、ナレーションや音楽、テロップは、ごくごく当たり前にあるものという前提で、みんな観ていることだろう。 それが、…

結婚なんて

北条かやさんの本当は結婚したくないのだ症候群を読んだ。結婚ね、どうなんだろう。自分は、気づいたら結婚していたみたいなところがあるので、30歳前後の未婚男女に関しては、周りにいる人の話をきくぐらいのところしか、分からないが、なんとなく、女性の…

鈍る、ちょっと手前がいい

1月の前半は、比較的ぼんやりと過ごしていたからか、急に忙しくなって、身体と心が追いつかない。 仕事も、適度にコンスタントにし続けていないと、アスリートのトレーニングと一緒で、勘所というか筋肉というか、なんだか鈍るのかもしれない。鈍らないよう…

期待に応え続けられるのか

仕事において、年齢的にもはや中堅で、頼まれた仕事に関しては、他の人より、すべてにおいてクオリティ高く完成するということを求められる。少し昔は、若いのに優秀であったら評価されたかもしれないけど、いまではこの年齢なら、このぐらいの仕事はちゃん…

ヤクザと憲法

ヤクザの事務所にカメラをもって取材に入る、それはほとんど、フィクションのような話であるが、それをノンフィクションとして撮ったのだから、凄い。 東海テレビの映画シリーズは毎回、凄いわけですが、「ヤクザと憲法」はほんと凄い。 違法行為などで生計…

祝祭的空間

思えば元来、人が大勢集まるところは苦手で、わりとさけてきた自分が、なぜか2015年、初めてフェスに出かけた、それも2回。 不思議なことだ。 なんでだろう。 そもそも、出不精で、出かけても映画館か美術館がせいぜいだったのに。 まあ、ひとつには、人…

人生プレイ

この世は、プレイグラウンドだと、思えば、すべては何らかのプレイであり、ごっこ、でもあり、大層気が楽になる。みうらじゅんさんの、ない仕事の作り方、が面白い本だった。親孝行をプレイなのだから、仕方ないと思えば、意外とやれる、そういうみうらさん…

東京現代美術館

東京現代美術館で、ホンマタカシさんが、すべての日は、なにかの「まえのひ」であるという展示をしていて、すごく感じ入ったわけですが、同時に、松江さんの極私的な映像作品にも、感じ入った。もはや、人は目の前の流れる時間を、なにかのかたちで記録する…

自動機械

NNNドキュメント「南京事件」を観た。 昨今は、この虐殺がなかった、などという人々もいるようではあるけれど、完全にあっただろうことは疑えない。 殺された人数が、何人だったかということではなく、無抵抗の人々に、銃口がむけられ、殺されたという事実だ…

納得してるのか。

主権在民や三権分立という、学校で習った言葉を、今ほど思い出す状況はないだろう。なんか、習ったことと齟齬をきたすような、、、。しかし、民主主義が多数決的なものである限り、国民の多くが無関心だとしても、多数派の意向が通るのはやむを得ない。だっ…

デモと主権

安保法制反対のデモが盛んで、若い人が活動していて、それはそれで頼もしい。一応、木村草太さんの「集団的自衛権はなぜ違憲なのか」という本も読んでみた。個別的自衛権とは、違って、集団的自衛権は、なんとでも解釈拡大できる余地もあり、そして存立危機…

下流老人

下流老人という本を読んでいると、わりと、背筋が凍るというか、眠れなくなるというか、胃のあたりがキュっとするというか。暗澹として、もうダメだという気分になり、死にたくもなる。 Amazon.co.jp: 下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書): 藤田孝典:…

宣伝

人気作や宣伝の面白い映画は、それだけ期待値も高まり、そして、内容も面白いものであれば、最高なわけだけど。わりと、宣伝や予告編がすべてだった……もしくは、宣伝や予告編には、本編をミスリードさせてる節があった…というものも、多く、観た後、少しガッ…

ブラック派遣

最低賃金以下。恫喝、過酷な労働環境。中高年ブラック派遣という恐怖の書を読んだわけですが、恐ろしすぎて、なんとも言えない気分になるわけですが、まあ、本当は派遣会社のやっていることは違法行為、訴えればいい、恐るるに足らんはずなのですが、そこは…

Aの本

元少年Aの本を、あたかも、被害の当事者のように、批難する人が多くて怖い。出版社も、A本人も、社会的に許されるべき存在でも行為でもないと、なんで正義の側から、言いきれるのか、その独善的な言動のほうがはるかに恐ろしい。なにより、独善に気づかぬメ…

なぜ、「勝手に」食べるのか…。

俗に「ホウレンソウ」と言われる、報告、連絡、相談、という社会人のルール的なことがある。そして、わりとこれが出来るか、出来ないか、というのは重要で、とりあえず、出来ないより出来たほうがいい。なので、子供の時より、練習しておくべきだろう。で、…

処分

殺処分は、ふと、ホロコーストに似ているのではなかろうか、と思った。なんとなく文明国ならば、野良犬野良猫はいないもの。野良犬は咬んだり狂犬病が怖いので、絶対に捕まえるべきという空気ができて、強くそれに賛同するのはほんの一部の人でも、強く反対…

昔の流行り

もはや、昭和は遠くになりにけり。ということを、わりと、日々感じる出来事が多かったりするけれど、それでも、周りにはまだまだ、昭和生まれは多い。しかし、まあ、90年代なども、完全に懐かしさをもって、語るだけの年月は流れている。90年代は、平成だけ…

気づかぬうちに、越えてるかもしれず

希死念慮。死にたいとか、まあ、わりとライトに毎日、数度は思うわけですが、それをもって、希死念慮というほどのこともないだろうというのは自己判断。しかし思わぬほどの深みに実は自分の精神があった、なんていうこともあるやも知れず。数値に出来ない、…